2008年04月01日

手作りたまごが教える親子の絆

今朝、少しだけ積もってた。
手作りたまごが教える親子の絆

これで今シーズンの雪は終わりかな・・


息子が見ていたNHK教育テレビがそのままになっていて、
ふと見た番組がとても興味深いものだった。

 「ふるさと発・手作り卵が教える親子の絆」
 “たまご”が教えてくれたこと 兵庫県狭間小学校 3年1組の子どもたち

紙粘土に好きな色を塗り「たまご」を作る。
たまごは自分自身。そのたまごを育てていく”不思議な授業”

自分のたまごを育てることにより、
自分は大切にされている。自分のことを見ててくれる人がいる。
ということに気づかせる。

たまごを育てる前に、自分がどう育てられたか親に聞いてみる。
ほとんどの子どもは、親の思いを初めて聞く。
そして、そのときの親や家族、まわりの人の気持ちを考えてみる。

たまごに育児日記を書く。それは自分が親から思われていること。
そして親も、子どもがたまごへ接する様子を見て、親からしてもらいたいと思っていることを感じて欲しい。

次の段階で、たまごの世話での心配や大変なことを考える。
それは、お世話の現実であり、子育ての現実。

子育ては面倒で大変なこと。
でもそれを乗り越えての愛情であることをを知る。 
改めて感じる親子のつながり。
お互いの思いをことばにすることの大切さをたまごが教えてくれる。

先生は、少しずつ表情がやわらかくなる子どもや、
親子の変化を感じとるが、問題が・・

お世話に真剣になりすぎて、授業に身が入らない子どもも。
学校で大切な仕事は勉強であり、
親は子どもの世話をするときに、他の仕事や家事もしていることを教え、
そろそろ、子どもとたまごのつながりを見つめなおす時だと、
それぞれの子どもに応じた別れ方を考える。

そして、たまごは暫くひとりでゆっくり眠り、じっとしている時間が必要だと話し、
ひとりにひとつずつタイムカプセルを用意。子どもは心の準備をすることになる。

たまごとのお別れ会では、たまごに再開するときの自分の姿を想像し発表する。
タイムカプセルには未来の自分へのメッセージも入れる。

最終的に、今までのたまごへの愛着を自分自身で確認し、
自分の未来への夢をつなぐ。

以上、ずいぶん長くなったが、
これから息子が成長していく上で、親として、とても考えさせられる内容だった。
日々、息子の行動やことばに、はっとさせられることがあるが、
生まれてきてくれたことを本当に嬉しく、感謝する心、
息子をいとおしく思う気持ちをいつまでも忘れず、
時に、ことばにしていきたいと思った。

タグ :育児

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Posted by うっちー at 14:23│Comments(2)子育て
この記事へのコメント
親の背中をみて子供は育つって、その通りかなって思うようになりました。子供に対してこんなに頑張っているとか、いちいち言わなくても子供には伝わるかなってさ。
あと、自分を大切にしない人は他人にも優しくなれないとも思う。

子供って大人の行動を見ているね。
先日、出張の帰りに保母さんに引率された保育園児の集団に出くわした。
駅前のロータリーで信号待ちをしていた。歩行者信号が赤なのさ、オレはいつもなら車が来なければ渡るところだけど、園児がいたから信号を待っていた。
オッサンが信号無視して渡ったら、
園児が「赤なのに渡ってる~」
とつぶやいていた。

ほんと、子供は大人の無作法を見ているわ。
そんなことして、偉そうなこと言ってもダメってことだね。
Posted by タミオ at 2008年04月01日 22:23
子どもは見てるよ、聞いてるよ~
口癖とかもマネされて初めて
自分で気づいたりするよ(汗)

子どもの前で話すことにも気を遣わないと。
例えば、子どもの前で先生の批判っぽいこと話すと、
子どもは先生を信頼しなくなっちゃうんだって。
Posted by うっちーうっちー at 2008年04月02日 13:46
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